〈 信仰生活のあかし 〉
< 信仰生活のあかし >
国籍は天国
門山信男兄

 東日本大震災が3月11日に発生し、地震と津波で甚大な被害を被り、多数の方が亡くなられました。また、福島第一原発事故もあり、多くの方が避難所生活を余儀なくされています。被災者の方への神様の慰めと一日も早い復興をお祈りいたします。

 話は変わりますが、私の親友が最近病気のため亡くなりました。数年前にガンを患いましたが、それを克服し元気になっていのですが、昨年8月の検査でガンが発見され、医者からは余命3カ月と言われました。
彼は、宣告されたその日から自分の死と向き合って生きていましたが、非常に明るく笑いを絶やさない性格で、「事故などで何もできないまま亡くなる人もあるが、自分は準備する時間を与えられている事を感謝したい。最後まで明るく生きていきたい。」と話していました。彼は友人からも慕われていて、私も友人たちと共に年に何度も会い、旅行にも毎年行っており、楽しい思い出が沢山あります。
病気になったその後も、友人たちと会っている時や、彼の家を訪問した時など、彼も奥さんも笑顔を絶やさず何時も明るい話をして、こちらが励まされたものです。亡くなった時、奥さんから私と友人に対して彼からの手紙を渡されました。余命3カ月と宣告された時期に書かれたものでした。そこには今までの感謝の言葉が綴られていました。奥さんの話では、彼は人生の整理をして自分の葬儀についてもすべて段取りをしていたとのことです。

 私たちクリスチャンは、自分の人生の終わりまでの期間を告げられた時、果たして平静に感謝をしながら生活が出来るでありましょうか。それを思うとクリスチャンでなかった友人は立派な最後であったと思います。
 しかし、私たちはイエス・キリストの十字架の贖いにより救われ、神の国への道を約束されています。そのことを感謝して与えられた人生を感謝しながら生きていかなければならないと強く思うものであります。

「わたしたちの国籍は天にある。そこから、救主、主イエス・キリストのこられるのを、わたしたちは待ち望んでいる。」
            (ピリピ人への手紙3章20節、口語訳)


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