〈 信仰生活のあかし 〉
< 信仰生活のあかし >
「転籍が叶って」
森永千寿

 このたび、2013年イースターの佳き日に、「福島いずみルーテル教会」から「松阪ルーテル教会」への転籍が叶い、今、私は至福の中に身を包んでいます。四日市生まれの私は、遠い昔日の中学に入学した頃、姉に連れられて初めて教会の門をくぐりました。オルガンの音色と讃美歌の調べが流れるその教会が、四日市ルーテル教会でした。日本語を上手に話す外国人宣教師の柔和なお顔と説教に、私は緊張して姉の手を握っていたことを覚えています。四季ごとに開かれる野外行事やクリスマス行事を通じ、何かしら自分が大人に一歩近づいていく感触を持ったものでした。

 その後、学業、就職、結婚と生活環境が変化する中、イエス様への思いがすっかり薄れていく自分がありました。心の余裕を失っていたものと思います。歳月は流れ、二人の子供も成人し、1998年、主人の職場の関係で東北の地、福島市での二人の生活が始まりました。静かな生活環境のもと私にも、心のゆとりが持てるようになり当地の「ママさんコーラス」や「バウンドテニスクラブ」への入部を果たすと同時に、「そうだ、ぜひ教会に行ってみたいなぁ!イエス様はきっと私を温かく迎えて下さるに違いないわ・・・・」と決心するや、心を弾ませながら「福島いずみルーテル教会」を訪ねました。有難いことに、その年のクリスマスの日に受洗が叶いました。それからの13年間、福島での日々は良き思い出が多い、意義深い生活を送ることができました。

 そして、主人の退職に伴い、また、2年前の東日本大震災に遭遇したこともあり、終いの住まいのことを考える中、九州出身の主人は身内、親類縁者がないこともあって、私の生まれ故郷の三重県を選択いたしました。すでに四日市の両親は亡く兄は埼玉県所沢市、姉は京都市に居を構えています。丁度1年前の4月、此処松阪市の住民となり今日に至っているのですが、「松阪ルーテル教会」では、信仰生活が浅いにも拘わらず、橋本牧師並びに会員の皆様方のご理解を頂き、このたびの転籍が叶ったことは私の望外の喜びであります。更に、乙女の頃に通った四日市ルーテル教会のギブレ宣教師令嬢のマイケルセンご夫妻が今4月より松阪ルーテル教会の協力宣教師に就任されるという私にとっての幸運は、筆紙に尽くせ難いものを感じております。最後にイエス様と松阪ルーテル教会の兄弟姉妹の方々に心から感謝申し上げ、私のお礼のご挨拶と致します。ありがとうございました。


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