〈 信仰生活のあかし 〉
< 信仰生活のあかし >
「神様の恵み」
村木崇
 今年の夏は、地球温暖化と言われている様に、今私の住んでいる所も今までに経験したことがない暑さで、約一カ月程雨が降らず、家の近くに借りた畑で野菜作りをしている私達老夫婦にとっても、野菜に水をやる仕事は本当に大変な重労働でした。

 畑の面積は、約5畝、0.5アール程で、広くもなく狭くもなく、我々にとって適当な面積の畑です。しかし、畑に蒔いた人参の種や、家内が自分で育てた苗のナスやピーマン、キュウリに、毎朝、毎夕、わが家の井戸水をバケツに入れて一輪車に乗せて運び、それをジョウロにいれ、一本一本の野菜に水をやるのは、本当にひと汗もふた汗もかく大変な仕事でした。しかし、大変な仕事ですが、全部の野菜に水をやり終わった後の清々しさは、べとべとに汗をかいた肌に心地よい風が吹いて、本当に気持のよい全ての疲れを癒してくれる、何ものにも替え難い喜びのひと時でもありました。

 そして、その時、つくづく思ったのは、この仕事することは本当に大変ですが、この仕事をする事によって喜びや満足感を与えられるのですから、これこそ神様からのお恵みだということでした。

 しかし、この野菜に水をやるという仕事は、私にとって疲れるし、やりたいとは思えない仕事で、本音はいやいや始めるのですが、やる以上は、全部の野菜に分けへだてなくやろうして、つい多目になり時間もかかってしまいます。

 ですから、一日でも早く雨が降ってくれるようにと祈るような思いでした。しかし雨は、なかなか降らず、降っても畑の表面だけで、潤す程の雨はふりませんでした。

 しかし、それが9月に入り、やっと屋根に雨音のする夕立があり、その雨水がトイを伝って流れ落ちてくる様を見て、本当に感動でした。その後、夕立だけではない雨も降り、つくづく自然の恵み、当たり前のように行われているこの自然の恵みに、今も神様は生きて働いて私たちを守って下さっているのだと、つくづく感謝しました。

 山や川そして、宝石のように輝いている夜の月や星をみて、この自然の姿こそ、神様が全てをお創りになって、私達を養って下さっているのだ、教えられた今年の夏でした。

 「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。
  わたしの助けはどこから来るのか。
  わたしの助けは来る
    天地を造られた主のもとから。」
                    (詩編121:1、2)
 教会讃美歌171
 「かがやく 日を仰ぐとき
  月星 ながむるとき
  いかずち 鳴りわたるとき
  まことの み神をおもう」
 の讃美歌とともに、すべてを創造主なる神様にお委ねして歩みたいと思っています。


《 バックナンバー 》
Copyright (C) 2004 Matsusaka Lutheran Church, All Rights Reserved.