〈 信仰生活のあかし 〉
< 信仰生活のあかし >
「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ」
門山信男
 今年も卒業・入学のシーズンを迎え、私は地元の小学校、中学校の卒業式に出席しました。毎年、父兄と子供達や先生が感激のあまり涙されるのを目にして、自分も目頭が熱くなってきます。

 卒業式に出席すると自分のその時代の事を思い出します。勉強も運動も出来ない、おとなしくて自分の思ったことも言えない小学生時代、しかし中学、高校と年齢が高くなると色々なことを経験して少しずつ自信がついてきたように思います。

 聖書を読むようになったのも中学生時代からです。高校時代には哲学、思想、宗教に興味を持っている友人たちもいて、それぞれの思いを論じ合ったことも良い思い出になっています。

 この頃、私の心にいつも残り、17歳に洗礼へと導かれた、いくつかの御言葉の一つに次の聖書箇所がありました。

 「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』と言うようにならない前に、また日や光や、月や星の暗くならない前に、雨の後にまた雲が帰らないうちに、そのようにせよ。
(中略)
 神を恐れ、その命令を守れ、これはすべての人の本分である。神はすべてのわざ、ならびにすべての隠れた事を善悪とともにさばかれるからである。」
(口語訳聖書・伝道の書(新共同訳聖書ではコヘレトの言葉)12章1~14)


 今の時代は、私が子供の頃とは違って、変化が激しく、実力がある人、実績を上げた人が重んじられ、少し油断をしていると取り残されて、片隅に追いやられてしまうような社会となっています。そのためひずみが出てきて、自分の考えを持ち、時代に流されず、時代に適応して生きていくのが難しくなっています。

 このような時代であるからこそ、若い人たちが聖書を読んで、青春の時に創造主を覚えて、自分の生き方を見つけてもらいたいと願っています。


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