〈 信仰生活のあかし 〉
< 信仰生活のあかし >
70歳を迎えて
門山 信男
 神様からこの世に命を与えられて70年が経ちました。
 高校2年の時、洗礼を受けクリスチャンの端に加えられてからでも50年を超えています。真面目に礼拝を守り、奉仕をしていた青春時代、仕事・家庭など忙しくなって中だるみの信仰生活、またある程度の年齢になって地域社会での役割も果たすことが求められている中でも、何とか神様に繋がっている生活をさせていただいていることを感謝をしています。

 私もひと昔前であればすでにこの世の人生を終える年齢となってきました。
しかし日本の平均寿命は女性86.6歳、男性80.2歳となり、大変な長寿社会となりました。80歳、90歳を越えた人から見ると、70歳ではまだまだ若くこれからの様に思われます。自分自身でも気持は今でも青春時代と同じ?、しかし体は正直で年相応の体力になってきています。
 健康寿命言葉があります。健康で自分で自分のことが出来る年齢の事ですが、平均で男性は71.2歳、女性は74.2歳です。裏を返せば男性が約9年、女性が約12年は誰かのお世話にならなければ生活できないことになります。
 病気や骨折、衰弱など様々ですが、最近は脳血管疾病と認知症が増加してきています。特に認知症は高齢化に伴い益々増加すると言われています。認知症を予防するためには、運動(有酸素運動)することや頭を使うこと、高血糖にならないバランスの良い食事をすること、社会とのつながりを持つこと等が必要と言われています。
 信仰生活をする中で、礼拝や集会に出席して、兄弟姉妹とお話をすること、聖書を読み説教を聞いて考えること、奉仕をすること、これも認知症予防に役立つ大事なことだと思います。
 何よりも神様が私たちを恵み守っていただいているという安心感、精神的安定、感謝の気持ち、兄弟姉妹方との信頼関係は何より大切なことです。

 私の心の中には、自己中心でしか生きられない自分がいます。教会での奉仕、地域での福祉活動、趣味での活動、その他友人たちとの交わりの中にも、忙しい忙しいと言いながらも少しは満足している自分、全てのことに自己中心で生きている自分がいます。70歳を迎えた今年はこのような事柄を見直す年にしたいと願っています。

「何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分より優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。」
             
 (フィリピの信徒への手紙2章3節~4節)

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