問い 教会ってどんなところでしょう。
戒律がいっぱいあって堅苦しいところですか?
   いいえ、そうではありません。教会は、イエス様が「互いに愛し合いなさい」と命じられたので、それを実践して生きるところです。
   
問い それって、ずいぶん難しそうですね。
   ええ、難しいです。自分はできないって分かります。でも、そういう生き方こそが人間として正しい生き方だなとも思うでしょう?
 それで、「神様、わたしは人を愛するなんてできない人間です。どうぞお赦しください。そして、自分もそういう風に生きる力を与えて下さい」って祈るのです。
 神様は私たちを愛してくださるので、そのように素直に祈る人を赦してくださいます。そして、人を愛せるように導いてくださいます。ですから、みんなで祈り合って、助け合って生きているところです。
   
問い ルーテル教会ってどんな教会ですか?
   今から約500年前、教会が国家権力と結びついて堕落してしまった時代がありました。そのとき、ドイツのマルチン・ルターが多くの人と共に宗教改革を起こして、教会を正しい姿に戻しました。ルーテルとはそのルターのことです。
ルーテル教会は主に3つのことを大切にします。

第1は聖書に忠実に従うことです。
 サッカーや野球などをする時に、ルールを守らない人がいると、せっかくのスポーツも面白くなくなります。人生も同じで、ルールを守ってこそ、楽しむことができるのです。
 ただし、聖書はルールだけではありません。人生を豊にしてくれる幅広い内容がたくさん書かれています。

第2には戒律主義ではなく、神様の恵みに生かされることです。福音の本質を大切にしています
 むかし日本にキリスト教が伝来した頃は、日本ではお酒の害がひどかったので、禁酒運動なども盛んに行いました。そのころ「酒飲むな、たばこ吸うなのヤソ教はアーメンどうな宗旨なりけり」なんて川柳で揶揄されました。うまいこと言葉の遊びを盛り込んだものです。(むかしはイエスが漢字で耶蘇と書かれていたので、ヤソ教と呼ばれた。アーメンは、お祈りの後や讃美歌のしまいにくっつけて唱えますが、もとは〈真実〉という意味です。)キリストを信じる人は、いやいやたばこ等害のあるものをやめるのではなく、そんなものが要らなくなるのです。

第3に、一部の指導者だけでなく、みんなで教会を盛り上げることです。
 そして、熱狂的にならず、むしろ静かに、教会内外の人々との和を大切にし、堅実に生活することを大事にします。
   
問い では、教会は実際にはどんなことをするのですか?
  第1に神様を礼拝します。
 
日曜日の朝集まって、讃美歌を歌ったり、お祈りをしたり、聖書の教えを聴いたりします。それによって元気が与えられ、平安と喜びをもって1週間を過ごすことができます。

第2には、聖書や神様についてよく分からない人、知りたい人に、分かりやすく手ほどきをいたします。
 
それによって、神様から私たちがどれほど愛されているか、人生の意味、人間としての正しい生き方などが分かります。心が明るくなりますよ。

第3は子どもたちの、心の教育です。
 今の日本は、心の教育が後回しにされています。教会では、子どもたちに、人間が神様に愛されていることを伝え、互いに愛し合って生きることを教えます。人間は人様のために役に立ち、必要とされ、感謝されるところに生き甲斐や喜びが生じます。自分のことしか考えない人は決して幸福にはなれません。「一人は全体のため、全体は一人のため」このような社会人としての心構えや、ルールを学びます。夏にはキャンプもあり、レクリエーションも大事にしています。

第4は、社会への奉仕活動です。
 日本に社会福祉など何も無かった時代から、キリスト教会は孤児の養育、母子家庭の援助、婦人の地位の向上、医療、学校教育、幼稚園、保育園、障害者施設、老人施設等、幅広く取り組んで来ました。全国にたくさんのそのような施設があります。イエス様を信じる人は、自分の幸せだけを願うのではなく、世の中の人々の幸せを願って生きるのです。松阪ルーテル教会では、牧師がカウンセリングをしたり、家族の対話教室を開いています。
   
問い それは誰でも行っていいのですか?
   神様について知りたかったり、その話を聞いてみようと思う人はどなたでも歓迎します。
   
問い 何か持って行くものはありますか?
   何も要りません。普段着でおいでください。礼拝では自由意志による献金がありますが、これは決して強制的なものではありませんので、喜んでしたいと思わなければしなくても何ら差しつかえありません。
   
問い 信じることや入会することを無理に勧められたり、いったん入会したら、なかなか抜けられないというようなことはありませんか?
 決してそんなことはありません。教会はどこよりも人権を尊重するところです。入会も、退会も自由です。また、教会は、金儲け主義ではありませんから、無理な負担を強いるようなことは決してありません。
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